私は7月1日より個人事業主となりました。開業届と同時に青色申告の承認申請書も提出してきました。


青色申告事業者なので複式簿記で帳簿をつけなくてはなりません。
Excelでもある程度管理・記帳できると思いますが、手間がかかりすぎるのでやめました。

帳簿ソフトを使って仕訳を入力すれば、総勘定元帳も預金出納帳も自動でラクラク作成できるので導入することにしましたがどれがいいのかいろいろ悩んでいます。

やよいの青色申告オンラインかMFクラウド確定申告が良さそうなんだけどどうだろう…?



ところで、アフィリエイト事業は基本的に小規模で仕訳の本数が少なく(取引数が少ない)、確定申告はそんなに難しくないので自分でしていらっしゃる方が多いと思いますが、なかには何もわからないので「税理士さんに全部任せたい!」「確定申告だけしてもらいたい!」と思っている方もいらっしゃるはず。

でも「税理士さんってなんか怖そう」って思われているかもしれません。


そんな方に知っておいてもらいたいことや税理士業界の内情を差しさわりのない程度に書こうと思います。
あくまでも参考までに…。

(私は5年程ですが税理士補助業務をしていました。)




税理士は2種類存在する


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まずはじめに知っておいてもらいたいのは税理士のなり方には大きくわけて2種類あるということです。

・国家試験5科目を勉強して合格した税理士(免除科目含む)
・税務署を一定年数勤めた税務署OB税理士

※税理士と公認会計士は全く別なのに混同されやすいですがここではスルーします。公認会計士から税理士になれる話もスルーします。

広く一般的に知られているのが日商簿記1級を取得して税理士受験資格を得てから国家試験5科目を受験する方法ですが、税務署OBの場合は国家試験を一部免除され、厳しい試験を全科目受験しなくても税理士資格が与えられます。
税理士が高齢化しているのは税務署OBが多いからじゃないかな。
大体この2パターンの税理士が多いような気がします。

税務署OB税理士は税務署員と面識や繋がりがあるため、税務調査に強い(税務調査に当たる頻度が少ない)といわれていますが、実際のところはどうなんでしょうね。
私は税務署OB税理士先生の事務所に所属していましたが調査はそこそこあったと記憶しています。


一方で国家試験5科目を合格して資格を取得した税理士は若い先生が多いように思います。
税理士試験は年1回しかなく、1科目を1年かけて取得することが多いです。税理士を志してから5科目合格するまでは5〜10年かかるとされています。近年は免除の条件を満たして5科目受験しなくても税理士になっている人が増えているそうです。

若い税理士は高齢の税理士の事務所に所属していることが多いので表立って出てきません。
国家試験組の税理士は合格してから経験を積んで開業するまでの道のりが長いので、若いといっても独立開業しているのは40代〜の比率が多く、30代となると税理士会の支部全体で見ても数えられるほどしかいません。


最近は高齢の税理士でもパソコンを使わないと仕事にならないのである程度使える方が増えていますが、パソコンを一切触らない先生だとアフィリエイトの事業内容を説明するのに苦労するかもしれません…。若い先生のほうがアフィリエイトについて理解があると思いますが、上記のとおり数えられるほどしかいないのであまり見つからないのが現状です。

アフィリエイトはパソコンを使う仕事なので、ネットに弱い税理士先生だと困るのです。

税理士探しは自宅から近い場所で探すのが一番いいですが、そこの先生がアフィリエイトについてどれだけ理解があるかどうかは相談して話を聞いてみないとわかりません。近くに住んでいる同業者から紹介してもらうのがいいかもしれませんね。





税理士事務所の規模


多くの方はおそらく「税理士事務所の規模は大きいほうが安心だ」と思っているかもしれませんがそうとも限りません。

大きな税理士事務所になると税理士は重要な顧問先にしか顔を出さず、小規模な顧問先には担当者(社員)に全て任せてあることがほとんどです。年一度たりとも税理士と顔を合わせないこともあります。担当者(社員)は無資格でも日々勉強しているのであまり困ることはないでしょうけど…。(アフィリエイト事業の確定申告は簡単なので、下っ端の新入社員などに割り振られそうな気がします。)

逆に小さな税理士事務所の場合は、税理士一人でやっていることもありますので相談しやすいアットホームな環境であることが多いように感じます。(主観ではありますが)

税理士と直接相談したいという人が多いように思いますが、そのような方は小規模の事務所を選ぶと税理士と話す機会が増えるかもしれません。

規模の目安としては従業員を8人以上抱えていれば大きな税理士事務所といえるでしょう。




税理士との初面談の時期


「税理士に頼むのは確定申告の時期でいいや」と思っている方がいるかもしれません。
しかし税理士事務所側としてはそのような考えはやめていただきたいです。

というのも、税理士業界の確定申告時期は超繁忙期なので、新規顧客を受け入れる余裕なんてありません。
一回も帳簿を見たことがない事業主の依頼を確定申告時期に受けるのは爆弾案件に近いのです。ヘタしたら申告期限までに間に合わなくなるリスクもあります。

ですから、確定申告時期になって慌てて税理士に依頼しても断られるケースが多々あります。(余裕とやる気のあるところは引き受けてくれるかもしれませんが。)

税理士業界は12月の年末調整から3月の確定申告時期まで忙しいので、少なくとも11月末までには一度初面談をしておいて帳簿指導等を受けておいた方がいいです。年内に面談を受けて帳簿を見せておけばまだ間に合う節税のアドバイスをもらえるかもしれませんし。




顧問料の話や相場


顧問料は税理士事務所によって違うので一概には言えません。
会社規模、取引のボリューム、申告内容、売上、税理士の訪問回数などによって変わってきます。

少しでも安くしたいのであれば、会社規模や取引のボリュームは減らせませんから、訪問回数を減らしてもらって顧問料を抑えるしかありません。
年1回の訪問と年12回の訪問では顧問料も変わります。

ただ、帳簿をデタラメにつけているような事業主の場合は、こまめに気にかけていないと領収書を紛失したり現金が合わなくなっていることもありますので訪問回数が増える場合もあるかもしれません。
逆に、ある程度自分でやってくれて手間がかからないような事業主は訪問回数が少なくて済みます。

顧問料を安くしたいのであれば自分で知識をつけてある程度やることも大事です。


事業以外の所得がなく、青色申告で消費税申告なし、年1回の確定申告のみで、仕訳をある程度自分自身で記帳した状態で税理士に任せるのであれば5万円〜が私の感覚的に妥当だと思います。(売上規模により増額・減額されます。)


参考になったかはわかりませんが、個人事業主の確定申告について私が経験して思ったアフィリエイトの事業主に役立つかもしれない税理士業界の話でした。文字ぎっしりで読みにくくてすみません。
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